皮膚症状ガイド
症状から探す
病名が分からないときは、今いちばん気になる症状からお選びください。受診の緊急性、考えられる病気、皮膚科で確認することを症状ごとにまとめています。
皮膚の症状は見た目だけで原因を決めることが難しいため、自己診断の代わりではなく、受診を考える手がかりとしてご利用ください。
監修:栗原佑一(皮膚科専門医)
最終更新日:2026年07月27日
よくある皮膚症状から探す
かゆみ・赤み
痛み・水ぶくれ
できもの・髪・爪・汗
受診を急ぐ症状
皮膚症状の中には、当日中の受診や救急対応が必要なものがあります。急な息苦しさや意識の異常がある場合はすぐに119番へ連絡してください。発熱を伴って発疹が急に広がる、強い痛みがある、目や口の中にただれがある場合は、症状一覧を読み進めるより先に、その日のうちに受診できる医療機関へ相談してください。
すぐに119番へ連絡する症状
- 急な息苦しさ、呼吸困難がある
- 意識がもうろうとする、呼びかけへの反応が弱い
- 顔色が明らかに悪く、全身の状態が急に悪くなっている
当日中の受診を考える症状
- 発熱を伴って発疹や赤みが急に広がる
- 強い痛み、急に増える水ぶくれ、広い範囲のただれがある
- 目や口の中、陰部などの粘膜にただれがある
- 薬を飲み始めたあとに発疹が出た
- 顔や目、耳の周りに痛みを伴う発疹や水ぶくれがある
夜間や休日に症状が強くなった場合は、皮膚科の診療時間を待たず、受診できる医療機関へ相談してください。
通常の診療時間内に相談できる症状
急に悪くなっていなくても、症状が続く、繰り返す、眠りや学校・仕事に支障がある場合は皮膚科で相談できます。
症状が重なる・どこを見ればよいか迷うとき
皮膚の病気では、かゆみと赤み、痛みと水ぶくれ、爪の変化と足の皮むけなど、複数の症状が重なることがあります。一番困っている症状のページからご覧いただき、受診時には症状が出た順番や広がり方もお伝えください。
どの項目にも当てはまらない場合は、無理に病名を絞る必要はありません。皮膚以外の症状、薬を使い始めた時期、日常生活への影響も含めて診察で確認します。
各症状ページで確認できること
症状ページでは、受診前の判断に役立つ情報を次の順に整理しています。
- すぐに救急要請が必要な症状
- 当日中の受診を考える症状
- 通常の診療時間内に相談できる症状
- 考えられる病気と、診察で見分けるポイント
- 診察のときにお聞きしたいこと、必要に応じて行う検査
- 受診までにできること、避けたい自己処置
症状の写真だけで病名や重症度を決めることはできません。ページに当てはまらない場合や、判断に迷う場合も皮膚科へご相談ください。
受診前に準備できること
- 症状が始まった時期と、どのように広がったかをメモする
- 症状の変化が分かる写真を残す
- 使用中の塗り薬、飲み薬、市販薬、お薬手帳を持参する
- 発熱、だるさ、息苦しさなど、皮膚以外の症状も伝える
薬を使用した直後に症状が変わった場合は、薬の名前と使用した時期が分かる情報をお持ちください。処方薬を自己判断で中止する前に、処方した医療機関へご相談ください。
よくある質問
Q1. 病名が分からなくても皮膚科を受診できますか?
受診できます。いつから、どの部位に、どのように症状が広がったかを確認し、必要に応じて検査を行います。無理に病名を決めてから受診する必要はありません。
Q2. 症状の写真は診察に役立ちますか?
症状が強かった時期や、短時間で消えた発疹の写真は経過を確認する手がかりになります。ただし、写真だけで病名や緊急性を判断できないこともあるため、現在の皮膚や全身の状態もあわせて診ます。
Q3. 市販薬を使ってから受診してもよいですか?
受診できます。使用した薬の名前、塗った部位、使用期間が分かるものをお持ちください。症状が急に広がる、強い痛みや発熱がある場合は、市販薬で様子を見続けず早めに医療機関へ相談してください。
当院での診療について
開院後は、症状が始まった時期や部位、広がり方、かゆみや痛み、全身の症状、これまでに使った薬をうかがい、必要な検査や治療をご提案します。当院での対応が難しい場合や、入院・専門的な評価が必要な場合は、連携医療機関へ紹介します。
参考情報
- 厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」(閲覧日:2026年7月27日)
- 日本皮膚科学会「皮膚科Q&A」(閲覧日:2026年7月27日)
※このページは一般的な医療情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療の代わりになるものではありません。
監修者情報
文責:皮膚科専門医 栗原佑一
所属:湘南皮膚科
資格:日本専門医機構認定 皮膚科専門医
最終更新日:2026年07月27日
